九十九島の紹介 九十九島の眺め九十九島の植物九十九島の野鳥九十九島の水生生物 砂浜・磯・干潟など、自然のままの海岸が残されている九十九島では、 島々の栄養を含んだ水が海へと流れ込み、多くの水生生物を育んでいます。 その中には、日本本土では絶滅寸前のものも少なくありません 。 カブトガニ通年カブトガニは、環境省のレッドデータブックに絶滅危惧種として載っている珍しい生きものです。「生きた化石」とも呼ばれ、かつては地球上にたくさんすんでいましたが、干潟の埋め立てなどですみかがうばわれ、現在では数少ない地域にしかいません。九十九島には、そんな貴重なカブトガニがたくさんすんでいます。ドロアワモチ通年ウミウシの仲間で、日本本土では絶滅寸前といわれていますが、九十九島の干潟に生息していることが確認されています。コメツキガニ4月〜11月チゴガニと似ていますが、チゴガニが干潟を好むのに対し、コメツキガニは砂浜を好むので土の質でどちらか判断することができます。 また、潮のひいた砂浜に3mmほどの小さな砂のダンゴが広がっていたら、それはコメツキガニが食べた後かもしれません。 甲幅:約1cmトビハゼ4月〜11月トビハゼは魚なのに水に浸かるのを嫌い、普段は湿った岩の上や干潟の上にいます。魚は水の中でしか呼吸できませんが、トビハゼは口の中のわずかな水分で呼吸をします。また、名前のとおり逃げる時は水面をジャンプしながら逃げます。 体長:約7cmチゴガニ5月〜8月集団でじっとしていることが多いカニですが、巣穴から一斉に出てきてエサを食べたり、ウェービングをします。お腹が青く、とても目立つカニです。 甲幅:約1cmハクセンシオマネキ5月〜8月オスのハクセンシオマネキは片方のはさみが大きく、そのはさみを振り上げてメスにアピールします。この行動のことを「ウェービング」といい、白い扇を振って潮を招いているように見えることからその名前が付きました。 甲幅:約4cmタコクラゲ7月〜9月姿形や色がタコに似ていることからこの名前が付けられました。褐虫藻という藻類が共生しているため体が茶色です。まれに青や灰色など違う色のものもいます。 団体利用申込書 教育旅行 九十九島CLUB シャトルカーパールシー ↔ 森きらら パンフレット請求 パールシーオンラインショップ 森きららオンラインショップ 九十九島ビジターセンター